今度は大量の骨やうろこ―“イワシの死骸”打ち上がった函館市の浜400メートルを埋め尽くす 海中漂って分解されたか… 悪臭なし漁業影響なく自然分解を待つ
大量の魚の骨やうろこが…。
北海道函館市浜町の浜が埋め尽くされています。
この場所では2023年12月、大量にイワシが漂着し、その処理が問題となりました。
あれから1か月以上が経過…。
海を漂っていたイワシの死骸の骨などが積み重なったとみられています。
函館市によりますと2024年1月4日、イワシの骨やうろこが確認され、その後海岸に積み上がっていき、1月下旬には約400メートルわたり浜を埋め尽くしました。
海中を漂っていたイワシの死骸が分解されたとみられています。
この海岸では2023年12月7日にイワシの漂着が確認され、函館市などが9日~26日にかけて回収。
ほとんどを焼却処分しましたが、海中や砂の中の死骸は回収できませんでした。
周囲には悪臭はなく、市民からの苦情や目立った被害がないとして、函館市は回収せず、骨やうろこが砂にもまれて細粒化するなど、自然分解を待つ方針です。
漁業にも影響がないということです。