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流氷に閉じ込められた “ロシアタンカー” 脱出 砕氷船が先導し救助 乗組員ロシア人19人にけがなし

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救助されたオストロフ・サハリン号 提供:稚内海上保安部

救助されたオストロフ・サハリン号 提供:稚内海上保安部

 流氷により動けなくなっていたロシア船籍のタンカーが砕氷船により救助されました。

 動けなくなっていたのは、ロシア船籍のタンカー「オストロフ サハリン」です。

 このタンカーは1月29日午前3時40分ごろ、北海道宗谷地方の枝幸町から約24キロの沖合で「流氷により動けない」と第一管区海上保安本部に無線で通報しました。

 羅臼海上保安署の砕氷型巡視船「てしお」とロシア・コルサコフから砕氷船が救助に向かい、30日午後9時ごろタンカーはロシアの砕氷船の先導で流氷から抜け出し航行を再開しました。

 船体や乗組員のロシア人19人の体調に異常はありません。

 タンカーは、当初の予定通りロシアのナホトカに向かったということです。