「突然の大雪で作業のスタートが遅れた」と札幌市は説明…小学校の始業式までに通学路の除排雪目指すも間に合わず 巨大な雪山残る中"登下校に注意"を
札幌市の小学校では1月22日から3学期がスタートしました。
学校に子どもたちの元気な声が戻った一方で、通学路には雪山が残る場所も多く注意が必要です。
「おはようございます」
1月22日から3学期、札幌市南区の藻岩南小学校では児童159人が元気に登校。
子どもたちが約1か月ぶりに学び舎に元気な姿を見せました。
「自分の健康を守ることにも気を付けて1日1日を大切にしながら、3学期も寒さに負けずに元気に過ごしましょう」(藻岩南小学校 近 香奈子 校長)
「はい!」(子どもたち)
始業式ではロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手からプレゼントされたグローブも披露されました。
「大谷翔平選手からのグローブなので(受け取った時)緊張したが、うれしかった」(6年生 菅野 輪さん)
明るい話題の一方で、心配されるのが通学路に残る高い雪の山です。
札幌市では当初、1月22日までに通学路の除排雪を終わらせたいとしていましたが作業が追いついていない場所もみられました。
除排雪を担当する南区土木センターに聞いてみると…
「交差点などの排雪作業を進めているが、突然の大雪で作業のスタートが遅れている」(札幌市南区土木センター)
札幌市では市外からもトラックを手配して急ピッチで作業を進めているとしています。