冬の嵐「前が全然見えない」日本海側を中心に猛吹雪 ホワイトアウトで交通機関にも影響 衝突事故も多発
1月15日の北海道内は、日本海側を中心に猛吹雪になりました。各地で事故が起きているほか、交通機関にも乱れがでています。
猛吹雪に見舞われた15日の北海道留萌市。
「ホワイトアウトで前が非常に見えにくい状態です」(澤田知明カメラマン)
1月15日の北海道内は、発達した低気圧の影響で、日本海側を中心に冬の嵐になりました。
留萌市では、日中でも車が、ハザードランプをつけながらゆっくり走っていました。
「前が全然見えません。さすがに留萌でもめったにない」(留萌市民)
札幌でも夕方から雪が強くなり、一部でホワイトアウト状態になりました。
「前が見えなくて車間距離もつかめなくて配達に時間がかかりますね、1~2時間は遅延しています」(運送業者)
猛吹雪による事故も相次ぎました。
当別町の国道275号では、車6台が絡む事故が発生するなど事故が多発。あちこちで渋滞も発生しました。
また、千歳市の国道36号では、トレーラー同士の追突事故があり、消防によりますと、男性が病院へ搬送されました。
16日夕方までの24時間に降る雪の量は、日本海側で50センチ、太平洋側で40センチ。最大瞬間風速は、日本海側の陸上で35メートルとなっていて、猛吹雪や大雪による交通障害、暴風、高波に警戒が必要です。