「何十年もいるけど初めて」住民から悲鳴…観測史上最大 18日未明から72時間で降雪量90センチ “ドカ雪”で路線バス連日運休 北海道留萌市

　12月18日午前1時からの72時間で降雪量90センチという観測史上最大となるドカ雪に見舞われた北海道・留萌市。

　屋根から落とされた雪はうず高く積み上げられ、住宅の1階部分がすっぽりと覆われるほどに。

観測史上最大となるドカ雪に見舞われた北海道・留萌市

　12月21日も雪が降り、留萌市の積雪は88センチ（21日午後3時現在）と、平年の3倍以上になっています。

　市民は連日の雪かきにうんざりのようです。

　「何十年もいるけど、こんな大雪初めてです。毎日寝ても覚めても雪。もういい加減にしてほしい」(市民)

　Q:何時から除雪？

　「午後1時30分くらいから。今までにないくらいすごいびっしり降っている。きょう1週間ぶりに買い物に行った、連日出られなくて」（市民）

道路には巨大な雪山が

　道路には巨大な雪山がいくつもできていて、見通しが悪くなっています。道幅も狭くなっていて、車がすれ違うのもやっとです。

　「道が一本道。車がすれ違えないので怖い」(市民)

　幹線道路の除排雪が追いつかず、市内を走る路線バスは連日運休となるなど、生活への影響が続いています。