本格的な冬を迎え、新千歳空港で今シーズンから航空機についた雪や氷を溶かす溶剤に、色付きのものが採用されます。
オレンジ色に染まるJALのマーク。
散布されているのは色付きの防除雪氷剤、ADFです。
航空機の機体や翼に雪や氷が付着するのを防ぐADFはこれまで透明タイプでしたが、視覚的に散布漏れを防止できることなどから、オレンジや緑など色付きのものが国際的に採用されました。
国内では新千歳空港や羽田空港など、5つの空港で今シーズンから先行導入されます。
着色のための添加剤は食品などにも使用され、無害だということです。
また、色は離陸時の摩擦ではがれ、飛行後は元通りになるということです。