北海道を襲った“冬の嵐” 車の立ち往生相次ぎ車内に閉じ込められた人も…札幌の路面はツルツルで転倒事故に注意 転ばないように小刻みに歩く高校生の姿も
北海道内を襲った大荒れの天気。12月17日から18日にかけての各地の影響をまとめました。
師走の道内を襲った冬の嵐。
北海道教育委員会によりますと留萌市や旭川市の小中学校などで32校が臨時休校となったほか、このドカ雪で住民は雪かきに追われました。
「何時から雪かきしてる?」
「午前7時すぎです」
そしてこれは17日夜、北海道三笠市で撮影された映像です。
激しく雪が降る中、車数台が動けなくなり、立ち往生とみられる状態に。別の動画では、反対車線に何台もの車が連なって止まっています。
18日午前5時すぎ、取材に答えてくれたのは、美唄市で立ち往生に巻き込まれた男性です。
「トラックがスタックしていると、先ほど警察に聞いた。1時間45分ほど立ち往生して、ずっと車内で待っている状態」((電話)立ち往生に巻き込まれた男性)
「後ろもこんな感じです。足がこんな感じで埋まるぐらい深い」
国交省によりますと、立ち往生は数時間後に解消したといいます。
雪による影響は別の場所でも。
視界が遮られるほどの吹雪…これは12月17日午後6時ごろ、北海道東川町で撮影された映像です。
「私の車は四駆だが、四駆でも走行できない積雪量で衝撃だった」(動画を撮影した男性)
動画を撮影した男性は降り積もった雪でおよそ2時間にわたり、車内に閉じ込められましたがその後、救助され無事脱出する事ができたといいます。