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大規模畜産会社「ノベルズ」グループ『総額25億円の支援』受ける…コロナ禍により“経営悪化” 従業員約650人の雇用は維持

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 北海道東部の上士幌町にある大規模畜産会社「ノベルズ」グループが、飼料価格の高騰などから経営が悪化し、政府系ファンドから総額25億円の支援を受けることになりました。

 ノベルズは2006年に設立された道内最大級の畜産会社で、15か所の牧場で肉牛と乳牛あわせて3万頭以上を飼育し、事業を急速に拡大していました。

 一方でコロナ禍による肉牛の市場価格の下落や飼料価格の高騰が重なり、経営が悪化。

大規模畜産会社「ノベルズ」

大規模畜産会社「ノベルズ」

 ノベルズは政府系ファンド「地域経済活性化支援機構」に支援を求め、機構は総額25億円の支援と、取締役として2人を派遣します。

 支援資金は牧場の整備などに充てる方針で、約650人の従業員の雇用は維持されるということです。