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「不祥事のせいで…」「招致を白紙にするしか」動揺隠せぬ札幌市幹部 34年冬季五輪も消滅…さらに38年は“スイス優先” 抜本的見直し迫られる

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 札幌市は抜本的な見直しを迫られることになりました。

 招致を目指していた冬季オリンピック・パラリンピックについて2030年と34年の候補地から外れた上、38年についても厳しい情勢となりました。

 IOCは11月29日の理事会で冬季大会について2030年にフランス、34年にアメリカ・ソルトレークシティーを最終候補地に選んだと発表しました。

 事実上の内定で2024年7月、正式決定します。

 さらに38年もスイスと優先的に協議するとしました。

 30年を断念し34年以降の招致を目指していた札幌市は、抜本的な見直しを迫られることになりました。

「招致を白紙にするしかない」

「招致を白紙にするしかない」

 札幌市民は…

 「(遠い未来で)現実味がない。招致活動もそんなに長いことできないでしょう」(札幌市民)

 「ロビー活動とかポスターにお金を使ってる。今すべきことにお金を(使ってほしい)」(札幌市民)

 「もっと早く来てほしいですね。若いころに来てくれた方が」(札幌市民)

 札幌市の幹部は…

 「38年までは想定外だった。汚職や機密費アルバム問題などの不祥事のせいで排除されたのではと感じるほどショックだ」

 「招致を白紙にするしかない」

 札幌市は今後、関係機関と協議する方針です。