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ニセコで清掃員として働くベトナム人2人を再逮捕 精巧に『偽造』した”在留カード”を所持「このカード見せないと新しい仕事に就けない…」 北海道倶知安町

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入管難民法違反の疑いでベトナム人2人を再逮捕した北海道警倶知安署

入管難民法違反の疑いでベトナム人2人を再逮捕した北海道警倶知安署

 偽造した在留カードを所持していたとして、入管難民法違反の疑いで北海道倶知安町に住むベトナム人の清掃員の27歳と28歳の男が再逮捕されました。

 2人は10月24日、自宅周辺で在留期間が偽造された在留カードを所持した疑いがもたれています。

 2人を含むベトナム人8人は10月24日、日本に不法残留していたなどとして既に逮捕されていて、その後の調べで2人については在留カードの偽造も発覚したため11月13日に再逮捕されました。

 27歳の男は「短期滞在」として2022年12月、28歳の男は「技能実習」として2023年2月に本来の在留期間が切れていたにもかかわらず、在留カードの在留期間の欄に異なる日時が記載されていました。在留カードは精巧に偽造されていました。

 警察は2人が偽造カードの制作を依頼した先を調べていて、知人のほか、SNSを通して第三者、または専門業者に依頼したとみられています。

 2人は共に北海道ニセコ町内のホテルで清掃員として勤務していて、調べに「このカードを見せないと新しい仕事に就けないので持っていた」などと容疑を認めています。
 
 警察は逮捕した男らが不法滞在であると把握していながらも勤務先へ派遣していた人物がいるとみて、さらに調べる方針です。