【陸上】やり投世界一の北口榛花が旭川で“笑顔いっぱい”の陸上教室
陸上の世界選手権女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花選手が10月21日、
北海道旭川市内で行われた陸上教室「JALアスリートアカデミー」に登場しました。
北口選手は金メダル級の笑顔を見せると模範投てきでは本番さながらに手拍子で盛り上げます。手にするのはジュニア向けの投てき用具「ジャベリックボール投」で使用する羽つきの軽く流線形のボール。
北口選手の手から放たれた直後、このボールは天井のネットに当たり、ポトリと落下。
「ゴメン」と声を上げて、ボールに駆け寄る北口選手。みずから拾い上げ、気を取り直してもう1回。
しかし、2回目、そして3回目もやはりネットを直撃。
北口選手はー
「この低さなら危ないなと思っていたら案の定当たってしまった」
笑顔で話す北口選手、ふるさとで過ごしたつかの間の時間が終わると代表に内定しているパリ五輪へ向け厳しいトレーニングが再開します。
「すぐ東京に戻ったり、またチェコに行ったりするが、辛くなったら、こんなに子どもたちが楽しそうにやってくれたということも思い出しながら自分の練習にも取り組みたい」
「(北海道で過ごした間は)頻繁に笑いすぎていて、頬っぺただったり、顔が痛かったりしていた。これからもずっと笑っていられそうなので本当に幸せだと思う」
航空会社に所属する北口選手、ふるさと北海道を飛び回った1週間、マイレージならぬ“スマイレージ”も増えた様子です。