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【陸上】北口榛花67メートル38の日本新“その先の可能性は”…DL今季3勝目

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陸上の北口榛花選手(JAL、旭川出身) 写真:EKIDEN_News

 北海道旭川出身の北口榛花選手(JAL)が9月8日、ベルギーのブリュッセルで行われた陸上のダイヤモンドリーグ(DL)女子やり投で自身の持つ日本記録を67メートル38に更新して優勝しました。北口選手のDL優勝は今季3回目、通算5勝目です。

 7月に自身の持つ日本記録を66メートル00から67メートル04に伸ばしていた北口選手は8月の世界選手権では世界一に輝きました。

 世界選手権金メダリストとなって臨んだこの日は2回目に65メートル20を投げトップに立つと上位3人だけに許される最終6回目に向かいました。足踏みでリズムをとって助走に入ると肩を旋回させて投てき動作に移ります。柔らかく体を使いやりを放ちますが直後に前のめりに転倒。“少しだけ宙を舞い”、そのあと膝と両手をついて放物線を描くやりの行方を見つめます。起き上がって大喜びする北口選手、記録は67メートル38。自身の日本記録を34センチ塗り替えるものでした。

 先月、北海道ニュースUHBは北口選手に日本記録更新の可能性について聞いていました。

 ー 70メートル超えは?

 「70メートルはまだちょっと見えていないが68くらいは想像できる範囲にある。
(7月の)日本記録は条件がすべて良かったという中で投げているわけではないので、
すべての条件が合えば可能性はあると思っている」。

 今回の日本記録更新でいよいよイメージの範囲にある68メートルが現実味を帯びてきています。次はアメリカで行われるダイヤモンドリーグ・ファイナル。“条件がそろえば”まだ見えていない大台超えもあるかもしれません。


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