「五輪招致の灯を絶やさない」2030年断念 34年絶望的も… 札幌市長 “継続” 表明 目標決まれば「市民の意向確認」
2030年の断念に続き34年も絶望的になった札幌市の冬季オリンピックパラリンピック招致。
秋元札幌市長が10月18日、市議会で引き続き招致活動を続けると話しました。
「非常に残念で悔しい。札幌のまちづくりを加速させる五輪招致の灯を絶やさないよう、歩みを進めていきたい」(秋元克広 札幌市長)
IOCは15日の総会で、2030年と34年の冬のオリンピックの開催地を同時選定すると決めました。
11月末にも開催地が内定するとみられます。
札幌市は目指していた30年招致について、東京大会の汚職事件などで広がった市民の不信感を払しょくする時間がないなどの理由で断念していましたが、同時内定で34年も絶望的となりました。
10月18日の市議会で招致から撤退しないのか問われた秋元市長は。
「34年招致が難しい状況になれば、以降どのように進めるのか市議会、関係者と協議し、いつを目指すのか決まったら市民の意向を確認する」(秋元克広 札幌市長)