高齢ドライバーのアクセル事故を防げ…"事故現場での安全教室"で運転技能を確認「不安感じたら警察に相談を」
相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故を受け、北海道札幌市で10月18日、警察などによる高齢者を対象にした安全教室が開かれました。
この取り組みは9月19日札幌市北区のスーパーで、70代の男性がアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走し、店に突っ込む事故を起こしたことを受けて行われました。
事故現場となったスーパーでは、警察官などが運転技能に不安を感じる高齢者からの相談に応じたほか、自らの反射神経を確認できる装置などが設けられました。
「若い時と比べたら反応速度が遅くなったと思う」(体験した高齢者)
「その時にいざ動けるかというのが大事だと思うんだよね。僕自身はまだまだ大丈夫だと思っています」(体験した高齢者)
「日ごろからアクセルは優しく踏むよう心がけてださい。ご自身・ご家族の運転に不安を感じる方は遠慮なく警察に相談を」(北海道警北署 菅田 昇幸 交通第1課長)
道内では、アクセルの踏み違いによる人身事故が過去5年で446件で、このうち高齢者の事故が半数を占めています。
警察は運転に不安があれば相談してほしいと呼びかけています。