いじめ『過去最多』約3万4500件「児童生徒が相談しやすくなったことが一因」…旭川市 "女子中学生いじめ問題"注目も

　北海道内で確認された「いじめ」の件数が、2022年度に約3万4500件にのぼり、過去最多となったことが分かりました。

　この調査は、国が2022年度の全国の小中学校や高校などのいじめなどについて、学校に調査票を送り調べたものです。

　その結果、道内ではいじめが前年度の1.5倍となる約3万4500件確認され、過去最多となりました。

道教委「児童生徒が相談しやすくなったことが一因」

　北海道教育委員会は「児童や生徒が相談しやすくなり、各学校でいじめの定義に関する理解が広がったため」とみています。

　近年、道内では2021年に旭川市の公園で凍死した女子中学生へのいじめ問題などがあり、改めて注目が集まっていました。