野菜まで高騰? 原因は “猛暑” ブロッコリー、トマト、キュウリ、ブドウ… 形悪いものや収穫量の激減も

傷んだ部分をカットした巨峰
札幌市北区の青果店です。
北海道産の野菜を中心に扱っていますが、道外から入荷している野菜はどうなっているのでしょうか。
「北海道産の大根が干ばつの影響でなかなかとれない状況だったので、千葉県産の大根を使ってるが猛暑の影響で北海道に着いた時には葉が枯れたり溶けていたりする。(葉を)カットした状態で売っている」 (八百丸 山口 鉄平さん)
東北から九州に至るまで北海道以上に暑かった2023年は、北海道産の野菜以上に収穫できていないといいます。
野菜だけではなく果物も…。
「この山梨県産の巨峰ひと粒ふた粒焼けが入っている状態がけっこう多くてですね、本来ならビシッと粒がついてるんですけど、カットして(売ってる)」
大根や果物もダメージがある分、価格は据え置きにしています。
北海道のみならず全国的に収穫が減っている野菜。
店によっては価格も高騰しているため、この秋の家計に直撃しそうです。