【ツール・ド・北海道】 “中央大の男子学生” 対向車と正面衝突で心肺停止… 追い抜こうと対向車線に出たか 自転車レース

事故の状況を調べる警察
自転車レース「ツール・ド・北海道」で、レース中に20代の男子大学生の選手が対向車の乗用車と衝突し、心肺停止の状態です。
事故があったのは北海道北部の上富良野町です。
8日午前11時43分ごろ「頭と胸から出血している」などと消防に通報がありました。
この事故で、中央大学の20代の男子大学生が心肺停止の状態で、ドクターヘリで病院に搬送されました。
乗用車を運転していた北海道内に住む60代の運転手に大きなケガはありません。

事故があった現場
当時、男子大学生は他の選手らを追い抜くために対向車線に出たところ乗用車と衝突したということです。
警察によりますと、付近は警察が交通規制していた場所ではなく大会側が規制してたのかは調査中だということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。

事故があった現場
事故を受け、大会は中止となりました。
大会のホームページによりますと、2023年の「ツール・ド・北海道」は8~10日までの3日間、北海道北部や北海道東部の4市17町の532キロを走るレースで、海外や国内から計20チーム、約100名の選手が出場しています。