札幌市円山動物園のアジアゾウの赤ちゃん まもなく誕生か? 陣痛らしき行動を確認 「準間接飼育」でアジアゾウ出産は日本初!
札幌の円山動物園は、妊娠中のアジアゾウに陣痛のような行動がみられたと発表しました。8月、赤ちゃんゾウが誕生するかもしれません。
妊娠しているのは、札幌市円山動物園で飼育されている、アジアゾウの「パール」です。動物園によりますと、8月1日昼すぎ、パールに陣痛らしき行動がみられたということです。
出産が近くなると変動するホルモン量に今のところ大きな変化はありませんが、動物園では8月にも出産するとみて準備を進めています。
落ち着いて出産を迎えられるようゾウ舎の屋内エリアを閉鎖しているため、しばらくは屋内での観覧はできません。
飼育中のほかの3頭は屋外で展示します。
円山動物園では、飼育員が檻に入らずに飼育する「準間接飼育」という方法で飼育しています。
準間接飼育でのアジアゾウの出産は、日本で初めてです。