北海道千歳市に建設中の次世代半導体の工場をめぐり、北海道とすでに半導体工場が進出している熊本県が連携協定を結び、8月2日、両知事らが出席し、締結式が行われました。

　熊本市で行われた締結式には、鈴木知事と熊本県の蒲島知事のほか、ラピダスの小池淳義社長らが出席しました。

熊本県に進出しているTSMCの工場

　熊本県には、国が支援する台湾の半導体製造大手TSMCがすでに進出し、道内では、千歳市にラピダスの工場が建設中です。

北海道千歳市に建設されるラピダスの工場のイメージ

　協定では、人材育成や共通の課題の解決に向け協力して国へ要望することなどが取り決められています。

　鈴木 直道 北海道知事：「両地域の連携を一層密にして、交流の拡大を図りながら両地域の活性化につなげて行きたい」

　鈴木知事は半導体関連の学部を新設した熊本大学も訪問し意見交換しました。