【スピードスケート】夏季限定“金色の髪”で鍛錬の日々…北京銅の森重航

スライドボードをつかったトレーニングを行う森重航
スピードスケートのナショナルチーム(NT)が7月24日と25日の2日間、拠点としている北海道帯広市内で練習を公開、報道陣の取材に応じました。
練習に取り組む2022年北京五輪男子500メートル銅メダルの森重航選手(23歳、オカモトグループ)の髪の毛は明るい色にカラーリングされていました。
北海道ニュースUHBが髪の色を尋ねると森重選手はー
「ゴールドを意識している」
さらにその色にした理由を聞くとー
「1つはイメージチェンジというのがあるが夏場のトレーニングで“キツイ”ときとかに自分の髪の毛の色を考えて『金を意識して』という意味も込めてこの色にしている」。
公開された練習はウエイトトレーニングや陸上でのスケーティングドリルなど肉体を痛めつけるもの。今年のNTのトレーニングスケジュールも自転車に乗る時間や距離を増やす一方、ショートトラックでの練習も取り入れ、質量を高めながらトレーニングの強度を上げるタイミングも早めているとのことです。
優勝、金メダルも意識した髪の色も「もうそろそろ氷上(練習)も始まるので落ち着いた色にするつもり」とこの時期限定と明かした森重選手。苦しいときに“ゴールド”を意識して気分を高めつつ乗り切った先に迎える2023-24シーズンは「狙った大会で狙った成績を出せる調整能力を高めていきたい」とテーマを掲げました。