【テニス】伊達公子さん主催の国際大会が札幌で開幕「札幌出身の選手が世界へ行く機会になれば」
札幌から世界へー。女子テニス界のパイオニア・伊達公子さんや札幌出身の小畑沙織さんらが主催した国際大会「W15 札幌 アスアスラボ国際チャレンジカップsupported by JWT50」が札幌市の平岸庭球場で7月24日開幕しました。
ワールドツアーの登竜門となるこの大会でジュニアや若手プロが国内でポイントを獲得し、海外挑戦の足がかりを掴みます。
女子シングルスで元世界ランク4位の伊達さんは「若い選手たちが札幌から世界に、札幌出身の選手が世界に行く機会になってほしいです」と若い世代への思いを口にしました。
24日は予選が行われ、元コンサドーレ札幌のフォワード黄川田賢司さんを父に持ち、幼少期に北海道を旅行で訪れていたという黄川田莉子選手(16)はー
「国内でポイントをとって海外で活躍できるようにがんばっていきたいなと思います」。
将来の夢にグランドスラムで優勝することを掲げた高校2年生。近い未来、“第2の大阪なおみ”が札幌から誕生するかもしれません。
大会は7月24日から8月13日まで3週連続で開催されます。
【補足】
W15とはWTA(女子テニス協会)ワールドツアーの登竜門となる、ITF(国際テニス連盟)ワールドテニスツアーの一番下のクラス、賞金総額15000ドル