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「モユクサッポロ」新たに12店舗発表 青果店やコーヒースタンド 再開発で変わる札幌 防災拠点も

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 再開発で街並みが大きく変わる札幌市内。

 7月に狸小路にオープンする複合商業施設「モユクサッポロ」に入る一部の店舗が6月9日、新たに発表されました。

 7月20日、狸小路に開業する地下2階・地上28階建ての複合商業施設「モユクサッポロ」。都市型水族館「アオアオサッポロ」が入るなどいま注目のスポットです。

7月20日開業 「moyuk SAPPORO」

7月20日開業 「moyuk SAPPORO」

 そして、6月9日新たに2階までの12店舗が発表されました。

 1階には創業60年の老舗、「サン・フルーツ」が入ります。

 横内 正勝 社長:「今のところ、イチゴは仙台ものが多い。地物もある新篠津とか」

 リーズナブルな値段で新鮮な野菜や果物の販売など提供している「サン・フルーツ」。7月1日の先行オープンに向けて札幌市内の別の場所で準備作業に追われていました。

 横内 正勝 社長:「新鮮なものをリーズナブルな値段で販売する。格上のデパートから見たら同じものでも2000~3000円安い。今までのデパートと違った感覚。上に水族館ができるから。海外の人や地元の人が来ると考えて出店した」

リーズナブルに新鮮な野菜や果物などを提供する「サン・フルーツ」

リーズナブルに新鮮な野菜や果物などを提供する「サン・フルーツ」

 一方、2階には創業1895年の帽子メーカーがプロデュースする帽子ショップ「林八百吉商店」のほか、ヨーロッパを中心に国内外のシューズやバッグなどを集めたセレクトショップなどが入ることがわかりました。

 再開発で大きくマチが変わり始めた札幌中心部。

 モユクサッポロから大通公園を挟んだ北側で先日、地下と1階の一般開放が始まったこちらの複合施設では…

 鎌田 祐輔 記者:「地下鉄南北線さっぽろ駅の改札口から出てすぐに目に入るこちらのスペース6月1日から一般開放されベンチなどで休憩することができます」

 札幌駅前通りに5月31日に完成したのは、地上13階・地下1階建ての新しいオフィスビル「D-LIFEPLACE札幌」です。

地上13階・地下1階建ての新しいオフィスビル「D-LIFEPLACE札幌」

地上13階・地下1階建ての新しいオフィスビル「D-LIFEPLACE札幌」

 ビルの1階と地下1階には開放感ある吹き抜けのオープンスペースが…

 チカホにも直結する利便性の高さや居心地の良さがポイントです。

 利用者:「6月1日からたまたま見つけて使っていました。毎日来ていますテスト期間だったので。充電がこっちもあっちもついていてそれも6月1日に見つけて使おうかなと」
 
 利用が進むオープンスペース。さらにこの場所は、札幌市と連携した防災拠点としても期待されています。

防災拠点としても期待

防災拠点としても期待

 2018年9月の北海道胆振東部地震で、北海道内のほぼ全域が停電した「ブラックアウト」。チカホでは帰宅が困難となった人を3日間で約350人受け入れた経験があります。

 第一生命保険不動産部 新井 美央さん:「災害時、100人程度を収容できる場所になってまして、災害時の一時滞在避難場所として提供する予定となっております」

 買い物や憩いの場、そして防災の備えにも。

 再開発でマチは多様な役割を持ち始めていました。