【ヒグマの写真あり】札幌・円山動物園でクマ侵入か_園内の複数箇所で足跡発見...窓枠に取り付けられた金網が破損も_電気柵設置し警戒強化〈北海道〉
札幌市の円山動物園で11月9日から10日にかけて、ヒグマとみられる足跡が園内の複数箇所で発見されました。動物園は9日正午から臨時閉園し、市は円山公園の一部と自然歩道「円山ルート」を約2週間閉鎖しています。
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11月9日午前10時ごろ、円山原始林と動物園の境界部分にある「動物園の森」で、幅約10センチのクマの足跡が川に沿って複数見つかりました。
この場所は普段利用者が立ち入れないエリアで、フェンスに穴が開いていたということです。
9日午後9時ごろには、野生復帰施設の窓枠に取り付けられた金網が破損しているのが確認され、施設付近でヒグマが撮影されました。
10日には猛禽舎周辺や総合水鳥舎周辺など園内の複数箇所で新たな足跡が発見されました。クマは柵を乗り越えて侵入したとみられています。
市は10日、猛禽舎や総合水鳥舎など動物の飼育施設周辺に電気柵を設置し、警戒を強化しました。
近隣住民からは不安の声が上がっています。
円山動物園は14日まで設備点検のため休園予定で、市は園内の安全確認を進めるとともに、周辺住民に注意を呼びかけています。


















