【ヒグマ速報】札幌市西区西野でヒグマ1頭を駆除_体重100キロ超のメス_複数頭の出没続き公園は閉鎖継続〈北海道〉
札幌市は10月9日、西区西野地区で出没を繰り返していたヒグマ1頭を駆除しました。駆除されたのは体重約100キロのメスで、市が設置した箱わなで捕獲後、駆除されました。西野地区では複数のヒグマの出没が続いており、市は引き続き警戒を呼びかけています。
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駆除は9日午前6時30分ごろ、西区西野地区で行われました。捕獲されたヒグマは体長147センチ、体重約104キロのメスで、市が設置していた箱わなにかかったところを駆除しました。
西野地区の市街地やその周辺では、9月下旬から複数のヒグマが相次いで目撃されていました。市はヒグマによる被害を防ぐため、同地区に箱わなを設置し警戒を続けていました。
現在、西区一円には「ヒグマ警報」が発令されています。特に西野地区では、今回駆除した個体以外にも複数のヒグマが市街地や周辺への出没を繰り返しているということです。このため宮丘公園、西野西公園、西野すみれ公園、西野市民の森は引き続き閉鎖されています。
札幌市は「閉鎖されている区域には決して立ち入らないでほしい」と呼びかけています。また南区や中央区など5区には「ヒグマ注意報」が発令されており、ごみ出しルールの徹底や家庭菜園の対策など、市街地にヒグマを寄せ付けない取り組みを市民に求めています。