【春高バレー】「春高こそは、自分が勝たせて終わりたい」けがに苦しんだ富樫悠眞が最後の春高へ 札幌藻岩、ストレート勝ちで2回戦進出
春の高校バレー北海道代表決定戦が11月2日、北海きたえーるで開幕し、男女1回戦が行われました。前回大会3位の男子・札幌藻岩は初日に登場し、紋別にストレート勝ちを収め、2回戦に進出しました。
第1セットを25-11で先取した札幌藻岩は、第2セット序盤、紋別に接戦に持ち込まれました。しかし、9-8と1点差に迫られた場面から9連続ポイントを奪い、試合を決めました。
今大会、3年生で唯一チームに残った富樫悠眞選手は、キャプテンを務めた昨年の春高や今夏の高体連では、けがの影響で思うようなプレーができませんでした。「全然自分の力を発揮できずに終わって、やりきれなくて、悔しい気持ちだけだった」と当時を振り返りました。「春高こそは、自分が勝たせて終わりたい」とチームに残ることを決断。「今まで、自分が迷惑かけてばかりだったので、最後は自分が決めて勝って終わりたい」と、高校最後の大会にかける思いを示しました。
2年生の磯部大智選手も、けがに泣いた昨年の大会を振り返り、「練習できなかった期間も空いたので、先輩方に迷惑をかけた」と明かしました。そして、今大会への思いを問うと、「自分がエースだという気持ちを持って、どんなボールでも最後は自分が決め切るという強い意志を持ってこの大会に臨んでいる」と意気込みました。
キャプテンでリベロを務める川島駿輔選手は、「(新チームが)始まった時に比べたら完成度も結構上がって、戦えるチームではあると思います」と手応えを口にしました。その上で、「もちろん厳しい試合もあると思う」としながらも、1試合1試合集中して勝つつもりでやると意気込みました。
今年、監督1年目の奥山諭監督は「3年生で残ってくれた富樫が、ここ1~2か月すごく成長した。キャプテン降りてから広い目で後輩を見るというところで、精神的にもプレーも一回り大きくなった」と評価しました。
2027年春には、札幌藻岩と札幌啓北商業が再編され、札幌彩輝高校が開校します。札幌藻岩では、現在の1年生が最後の学年になります。奥山監督は、「OBも気をかけてくれたり応援してくれている。この応援の力も意気に感じて頑張ってくれれば」と話し、「最終的には全国大会に行きたい」と目標を示しました。
<男子1回戦>
札幌藻岩 2(25-11、25-9)0 紋別



















