【"駅のトイレ”が消える?】3年後のリニューアルで札幌駅「改札外のトイレ」廃止へ…JR北海道は「商業施設のトイレを案内する」と言うものの「駅の公共性」どうなる?〈北海道〉
JRは札幌駅直結のステラプレイスやJRタワーのほか、駅周辺の商業施設のトイレを利用するよう呼びかけることにしていますが…
「(荷物が)重いんでちょっと大変。商業施設の中ではなく、駅の1階など改札の外にもトイレがあるということが一番大切だ」
「(商業施設の)営業時間外は使えなくなる。(改札外にもトイレが)あった方がいい」(いずれも 利用者)
札幌駅周辺の商業施設は夜8時に閉館する所が増えてきたほか、正月に休む店舗も多くなってきています。
JRの計画を知った商業施設のひとつは…
「トイレの利用者だけ増えても困る。実際にどうなるか見当もつかず、施設内のトイレをすぐに増やすことはできない」(周辺の商業施設のコメント)
2026年1月の大雪で運休が相次いだときには、改札の外が大勢の人でごった返しました。
「(災害時は)周りの商業施設も含めて(トイレを)案内することになる」(JR北海道 綿貫社長)
JRは「ご利用になるお客さまの意見を聞きながら対応していく」としていますが、利用者の声に応じて計画が変更になるかは不透明です。
列車に乗る人だけでなく、買い物に来る人も大勢いる札幌駅。もはや単なる駅ではありません。改札の外のトイレが無くなることに、問題はないのでしょうか。
鉄道インフラに詳しい北海道教育大学の武田泉准教授に聞きました。
・札幌駅は「公共施設」
・効果的な便利性の提供にはほど遠く、計画を再考すべき
・商業化の波に流されてしまっているのでは
武田准教授は「北海道に限らず全国のJRで待合室など無料の施設が減ってきている。駅の公共性を今一度考えるべきだ」と話します。
JR北海道は、札幌駅のリニューアルを2029年度にも終える予定です。


















