【"駅のトイレ”が消える?】3年後のリニューアルで札幌駅「改札外のトイレ」廃止へ…JR北海道は「商業施設のトイレを案内する」と言うものの「駅の公共性」どうなる?〈北海道〉
「お客さまにとって優しいイメージや未来志向のイメージが持てるような駅にしていきたい」(JR北海道 綿貫泰之社長)
JR北海道の綿貫社長が5月20日に発表したのは札幌駅のリニューアル後のイメージ図です。
新しい駅舎は出会いや交流を大切にした空間に。
西コンコースは歴史や文化を感じる空間に。
東コンコースは未来を感じる空間にするということです。
「札幌駅のリニューアルで駅の改札の外にあるトイレが2029年度をめどに廃止されます」(関根弘貴記者)
JRが公開した札幌駅のコンコースのイメージ図です。
現在は改札の外の東西2か所にトイレがあります。
ところが、リニューアル後はこれらのトイレがなくなってしまいます。
どうしてなんでしょうか。
「設備の配置の見直しです。改札外トイレを廃止し、商業施設の拡大やコンコースの混雑緩和を図ります。トイレの維持管理費や安全面の観点もあります」(JR北海道のコメント)
トイレの維持管理には光熱費のほか、清掃や巡回のための人件費が必要で、赤字が続くJRにとっては見直したいのが本音です。
とはいえ、利用者の多くは納得がいかないようでした。
「(列車に)乗らない人が困るでしょ。みんながみんな駅に来た人が列車に乗ってどこかに行くわけではない」
「けっこう困る。女性は化粧直しとか、トイレは用を足すだけじゃない」(いずれも 利用者)
札幌駅の乗車人員は1日約8万6000人。1年で3100万人にも及ぶ「北海道の陸の玄関口」です。
これに歩いて通る人や買い物客なども含めると、膨大な数の人が利用していることになります。
「私どもは札幌駅の近くで商業施設もやっているのでそちらのトイレを案内する」(JR北海道 綿貫社長)
























