高校で学びたい!障がいの有無に関わらずともに学ぶー"インクルーシブ教育"の現在地 進学へ面接練習繰り返す…教諭「受け入れると決めたらガチンコ」真剣勝負で学ぶ姿勢伝える〈北海道〉
「大きく書かないと書けなかったのかな。全部大きいんだよね」(新岡さん)
洸夢さんは細かくノートを取ることが苦手でした。
新岡さんは何度も繰り返し指導しました。
「こういう風にこう…すごいよね。だいぶ違うでしょ」(新岡さん)
伝えたかったのは、投げ出さないこと。そして、人から学ぶ姿勢。
どちらも社会に出たときに大切なことです。
「強制されて何かをさせられるというよりも、むしろ自分で取り組む姿勢が高校生活の後半部分からは見られてきた」(新岡さん)
母親の比奈子さんも洸夢さんの変化を感じました。
「最初に、できない、やりたくないって言っちゃうときもあるんですけど。その後でふとこれは今やらなきゃいけないことなんじゃないかとか、なんか考える」(母・青野比奈子さん)
同級生も洸夢さんの頑張りを見て、応援してくれるようになりました。
一方、新岡さんは進級も厳しく判断。
洸夢さんは2度の留年も経験しました。
「僕らの人的な手が足りないとか、そういう個別の具体の問題と出くわしたときに僕らは何ができるか。真摯に向き合っていく。向き合って受け入れようってなったからにはまさにガチンコ勝負で。形式だけでなくて実質もしっかり教育活動にあたっていく」(新岡さん)
3年間過ごした地域の中学校を卒業する佐藤芽生さん。
友だちも沢山できました。
「芽生ちゃん、おはよう」 「卒業式頑張ろうね」(いずれも男子生徒)
「おはよう!」(芽生さん)
車いすの芽生さん。広美さんから姿は見えないけれど。
「はい!」(芽生さん)
「芽生、芽生、ばいばい」
「芽生ちゃんよくクラスを盛り上げて芽生、皆を笑顔にするもんね」(男子生徒)
そして、たくさんの友だちができたこと。
3年間の成長が確かに見えました。
「芽生ちゃん、頑張ったね。校長先生に佐藤芽生って言われたらハイって言ってたね。立派だった、とにかく」(広美さん)
そして、合格発表の日。
「ある~!芽生ちゃん!芽生ちゃん、合格!!」(広美さん)


















