【ウクライナ侵攻4年】「こんなに長くなるとは…」“遠いふるさと”北方領土に思い馳せる88歳の元島民「北方墓参の中断」が続く中で高市総理の舵取りは?〈北海道根室市〉
ウクライナ侵攻から4年。
停戦交渉が行われている一方で、なお戦闘は続いています。
アメリカの戦略国際問題研究所によりますと、ロシア軍とウクライナ軍の死傷者・行方不明者は約180万人にも上ります。
「日ロ関係は厳しい状況にありますが、領土問題を解決し、平和条約を締結するという日本政府の方針に変わりはありません」(高市首相)
先の衆院選で自民党を圧勝に導いた高市首相は、日ロ関係の改善に改めて意欲を示しましたが、沖縄北方担当大臣だった20年前にも領土問題の交渉などに積極的に取り組む姿勢を見せていました。
「政府に対する注文も頂戴したので、一つ一つ私ができる範囲で全力を尽くして解決に向けて頑張っていきたい」(高市沖縄北方相=当時=)
しかし侵攻が続く中、1964年から行われてきた北方墓参は途絶えたままとなっています。
「こんなに長くなるとは思っていなかった」(歯舞群島勇留島出身 角鹿泰司さん)
故郷を見つめるのは、歯舞群島・勇留島出身の角鹿泰司さん(88)です。
当時8歳だった角鹿さんは約80年前のあの日の出来事を鮮明に覚えています。
「バーっと来た(ソ連兵)2人は妹と私に銃を向けた。こうやって銃がもう1メートルのところまでぐっとこの辺まで。あなたがロシア兵だったらここら辺まで銃口を向けられた。『これ撃たれるんじゃないか』と思った」(歯舞群島勇留島出身 角鹿泰司さん)
しかし、先祖が眠る故郷を訪れ、手を合わせることはいまはできない状況です。
「元島民がどんどん少なくなりできるものであればもっと早い内に話し合いがついてくれれば。ロシアの行政としてもお互いに仲良くしようという気持ちはあると思う。何としてもウクライナ侵攻が終わらなければどうにもならない」(角鹿さん)
「元気なうちにもう1回故郷を見たい。まさに叫びであり魂の訴え」(自民党 鈴木宗男参院議員)




















