親会社社長を名乗る人物「アプリのグループを作って」とメールが_グループ作成後「まずは4980万円を送金して」メッセージきて送金するも”違和感”調べると社長のメールアドレスではなく詐欺判明_北海道函館市
北海道函館市にある会社が親会社の社長を名乗る人物から、約4980万円をだましとられる特殊詐欺事件が起き、警察が捜査しています。
12月26日、函館市内の会社のメールアドレスに、親会社の社長を名乗る人物から「業務上の必要により、メッセ―ジアプリのグループを作ってほしい」「経理部の責任者をグループに招待し、グループに参加できるQRコードを共有してほしい」などと書かれたメールが送られてきました。
メールを受信した社員がアプリでグループを作成。 その後、社長を名乗る人物から「別の会社から入金があるが、まずは4980万円を送金してください」というメッセージが届き、これを信じた社員がインターネットバンキングを使い、指示された口座に約4980万円を送金しました。
送金後、やりとりに違和感を覚えた社員がきっかけとなったメールアドレスを調べると、親会社の社長のものではないことがわかり、警察に相談し、詐欺被害にあったことがわかったということです。
警察はこの人物を捜査するとともに、「怪しいと感じたらすぐに警察相談専用電話#9110に連絡してほしい」と注意を呼びかけています。

















