「親族の口座から不正にお金が引き出されている」高齢者福祉施設の施設長が男性入所者の通帳を使い郵便局で現金1万円を"勝手に"引き出す「不正に通帳等を入手したわけではありません」〈北海道函館市〉
北海道函館市の郵便局で、高齢者福祉施設の元施設長の65歳の男が入所者の通帳を使い現金を引き出した疑いで逮捕されました。
窃盗容疑で逮捕されたのは、函館市にある高齢者福祉施設の元施設長の男(65)です。
男は2021年12月24日、当時施設長を務めていた高齢者福祉施設の男性入所者の通帳を使い、郵便局のATMで現金1万円を勝手に引き出した疑いがもたれています。
事件から約2年後の2023年3月1日、男性の親族が「親族の口座から不正にお金が引き出されている」と警察に被害を相談し、事件が発覚しました。
捜査を進めたところ、男の容疑が固まり、2025年12月16日に逮捕されました。
警察の調べに男は「引き出したことは間違いありません。ただ、通帳やキャッシュカードを不正に入手したわけではありません」などと、容疑を一部否認しているということです。
警察は男が何らかの方法で不正に通帳を入手していたとみて、余罪の有無などを調べています。
















