【12月から変わること】路線バスまた減便の一方で札幌市電は増便…運転手の待遇改善で人材確保…紙やプラスチックの保険証が“マイナ保険証”に移行 持っていない人はどうしたらいい?
原則として12月1日で使えなくなるのが、長年慣れ親しんできた紙やプラスチック製の健康保険証です。
12月2日からはマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用が基本となります。
病院を受診した人は。
「きょう来て知った。私はマイナ保険証を作っているが、子どもは作っていないのでこれから作らないと」
「これからそういう時代になるかもしれないが、何が何だか年をとると全然わからなくなる」(受診した人)
「マイナ保険証」の利用率は10月末の時点で37%あまり。
広く普及しているとは言えない状況です。
窓口での混乱を防ぐため厚労省の通達により、資格情報が確認できれば暫定的に従来の保険証が2026年3月末まで利用できます。
また、「マイナ保険証」未登録の人に送られる「資格確認書」でも保険診療ができます。
今まで保険証で受診していた人はどうしたらよいかとまとめました。
1.マイナ保険証
従来の保険証を暫定的に使えるのは、来年3月末まで。それまでにマイナ保険証に切り替える必要があります。
まずマイナンバーカードを作ります。そして、保険証登録をしてください。
スマートフォンやパソコンでマイナポータルにログインして登録が可能。医療機関や薬局の窓口でも登録できます。
2.資格確認書
マイナーカードを持っていない人は、資格確認書を使うことができます。
自動的に送られてきていて、有効期限は最長5年。加入している保険組合などが設定しているので確認する必要があります。
3.従来の保険証
これまでの紙やプラスチックなど従来の保険証は2026年3月末まで暫定的に使うことができます。
厚労省は過去の薬診療データに基づくより良い医療が受けられるなどメリットがあるとして、マイナ保険証の利用を促進する方針です。




















