【巨大グマ】人間の裏をかき出没を繰り返していた個体か “賢いクマ”はどうして出現する?体長1.9メートル・体重380キロの巨体が遂に駆除…箱わなの中でうなり声あげ大暴れ〈北海道苫前町〉
人間が仕掛けたわなをあざ笑うかのように、周囲を平気で歩き回る巨大グマ。
あまりの賢さに、捕獲は一筋縄ではいかないと林さんは覚悟していました。
「クマが入っている餌を食べようとして、箱わなの下を掘った。なかなか、やるものですよ」(林会長)
しかし、人間の生活圏に出没し農作物を食い荒らすクマの被害が繰り返されています。
「捕らなかったのは誰の責任かと問われ、ハンターだと言われればそれは仕方ないが」(林会長)
このように人間の裏をかくような賢いクマは、どうして生まれるのでしょうか。
「一度おりの中に入った時に、扉が閉まりかけた経験があると思う。その時に難を逃れて逃げることができたのでは。餌を引っ張ると扉が閉まることを、その時に学習したと思う。あれだけ大きなクマは10~15歳くらい。経験値があり、生きる中で学習をした」(北海道大学大学院獣医学研究院 坪田 敏男 教授)




















