【温泉街で人気の自動運転バス】障害物検知で急ブレーキ、乗客が転倒―シートベルトの装着不十分だったか―"障害物"の正体は意外なモノ―実証実験で浮かんだ課題とは<北海道札幌市>
札幌市は、定山渓温泉で10月21日から行われていた自動運転バスの実証実験中に、乗客が車内で転倒する事案があったと発表しました。
市によりますと、10月30日午後0時40分ごろ、定山渓大橋を走行中の自動運転バスが障害物を検知して急停止し、乗客1人が座席から前方に投げ出されて転倒したということです。
乗務員が確認したところ、乗客は「大丈夫」と話し、そのまま下車しました。
自動運転バスは約20キロで走行していて、路上に重なっていた複数の落ち葉を障害物と誤認しブレーキが作動したとみられています。
車内では添乗員が乗客にシートベルト着用を呼びかけ、装着状況を目視で確認していましたが、転倒した乗客はシートベルトをしてたものの、正しく装着されていなかった可能性があるということです。


















