【北海道ヒグマ列伝】“推定400キロ”の巨大なクマが苫前町に出没―語り継がれる伝説の巨大熊とハンターたちの歴史
■ハンターとクマとの死闘
■2001年9月 美唄市
高速道路を走行中の乗用車が体重約300キロのヒグマと激突し大破。
クマは生きていましたが後続の大型トラックなど3台にはねられ死にました。
■2006年10月 浜中町
「グァーと飛びかかってきた。銃を撃つまもなかった」ヒグマの警戒に当たっていたハンターたちが襲われ、1人が死亡、1人が重傷を負いました。
クマは8発の銃弾を浴び、ようやく仕留められました。体長2メートル超、体重約400キロ、5歳とみられるオスでした。
■2015年9月 紋別市
トウモロコシ畑を荒らしていたヒグマをハンターが駆除。体長2.8メートル、体重約400キロ。規格外の大きさに、当時話題となりました。
この年はドングリが不作で、畑の作物を食べ続けて太ったとみられています。
■2016年7月 雄武町
国道を歩く巨大グマが撮影されました。目撃者は「軽乗用車ぐらいの大きさだった」と証言しました。
周囲の電柱などと比較しても相当な巨体だったとみられています。
■牛66頭を襲い続けた"忍者グマ"OSO18
牛66頭を襲い続け、酪農地帯を震撼させたOSO18(オソ)。極めて用心深く闇夜に紛れて行動することから「忍者グマ」などと呼ばれましたが、2023年7月に駆除されました。
推定年齢は9歳で、駆除された際は、体長2.1メートル、体重330キロほどと、予想より痩せていて最初はOSOと気付かれませんでした。
熊肉として卸され、店では味噌煮などでふるまわれました。






















