【ヒグマ速報】「住宅のすぐ裏」「寺の境内」「目の前1~2メートル」止まらぬ目撃情報に相次ぐ被害報告…付近の小学校では“見守り登校”続くも保護者からは不安の声「早く終わって欲しい」
林の中で何か物色しているような、3頭の親子グマ。
10月4日の夜、札幌市西区西野の住宅に設置されたカメラがとらえました。
「クマ3頭は、住宅のすぐ裏手にある場所を歩いていたということです」(熊坂友紀子記者)
近くにある小学校では9月29日から始めた見守り登校を、今週いっぱい続けることにしました。
「行きも帰りも迎えに行きます。早く終わって欲しい。庭とか近くの公園では遊ばせられない」(見守り登校をする保護者)
西区では9月、公園で犬の散歩をしていた男性がクマに襲われけがをしています。
10月5日午後7時15分頃、芦別市内で撮影されました。
「道の駅の手前の左の住宅地の方からクマの頭が見えたので、クマだクマだと思って急ブレーキです。もう目の前に、1~2メートル前です。(人に)慣れているなと思った」(クマを目撃した男性)
この日、芦別市街地でクマの目撃情報が5件ほど寄せられました。
「びっくりした ガラス割って家に。(家に)入ったらどうしようと思った」「初めてのことなのでびっくりして寝られなかった」(いずれも芦別市民)
函館市では4日、寺の境内を横切る親子のクマの姿を防犯カメラがとらえました。
「びっくりした。届くところ全部食べられている」(被害にあった住職)
家庭菜園では金属製のブドウの棚が折り曲げられ破壊されていました。
各地で出没が相次ぐクマ。
道は警戒を呼びかけています。