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【JR北海道】“約3か月間”無線を送受信できない状態のまま走行…6両編成の列車1本で緊急停止などの情報を送受信する「防護無線機」アンテナ線が外れる「原因が判明次第、必要な恒久対策を講じる」

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■無線が少なくとも約3か月間、機能していなかった可能性

JR北海道

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 JR北海道は9月30日までに、6両編成の列車1本で防護無線機のアンテナ線が外れ、無線を送受信できない状態で走行していたことが判明したと発表しました。


 防護無線機は、乗務員が異常を発見した際に、スイッチを操作することで無線信号を発信し、付近のほかの列車に緊急停止を促すもので、列車同士の衝突など二次災害を防ぐための重要な安全装置です。

 少なくとも約3か月間、機能していなかった可能性があります。

 アンテナ線が外れていたのは、733系車両(6両編成・定員821人)の1号車に搭載された防護無線機です。

 9月25日午後3時30分ごろ、90日ごとに行う定期検査「交番検査」の際に発見されました。

 この車両は2025年6月に新製され、小樽~札幌~滝川間、札幌~新千歳空港・苫小牧・北海道医療大学間で運行していました。

 6月18日の設置時には正常に機能することを確認していましたが、受信履歴の調査から、少なくとも7月3日以降にアンテナ線が外れたとみられています。

 JR北海道は緊急対策として、同時期に新製した3両の防護無線機について25日中に点検を実施し、正常であることを確認しました。

 さらに全道の車両について一斉点検を行い、28日までにすべて正常に取り付けられていることを確認したとしています。

 現在、アンテナ線が外れた原因を調査中で、JR北海道は「原因が判明次第、必要な恒久対策を講じる」としています。

 防護無線機は列車の安全運行に欠かせない装置だけに、再発防止策の徹底が求められます。


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