【どうなる?泊原発】道内の経済団体が“原発早期稼働”を知事らに要望「経済成長 脱炭素化のため活用欠かせない」地元合意が焦点…鈴木知事「地元の声聞いて総合的に判断」
再稼働への議論が続く泊原発3号機について、北海道内の経済団体が、早期再稼働を北海道の鈴木知事らに要望しました。
道内8つの経済団体は、11日午後、北海道の鈴木直道知事に、原発再稼働を早期に実現するよう要望書を提出しました。
「持続的な経済成長と脱炭素化を同時に達成していくためには再生可能エネルギーや原子力といった脱炭素電源の活用が欠かせない」(北海道経済連合会 藤井 裕 会長)
泊原発3号機は、7月に、再稼働に向け安全性をめぐる国の審査に合格し、今後、知事や地元自治体の同意が焦点です。
要望を受けた鈴木知事は「道民や地元の声などをふまえ総合的に判断したい」と応じました。
経済団体は、再稼働是非の議論が続く道議会にも要望書を提出しました。