【一体何が？】2024年大みそか…真冬の北海道札幌市で無免許運転で事故→男性に大ケガを負わせて逃走→約9か月後に約1500キロ離れた大阪市内で男を発見「無免許だが事故の内容が違う」容疑を否認

無免許過失運転致傷の疑いなどで男を逮捕した札幌東署

　2024年の大みそかに北海道札幌市の交差点で、無免許の状態で軽乗用車を運転して乗用車に衝突し、50代の男性にケガをさせて逃走したとして9月5日、46歳の男が逮捕されました。

　無免許過失運転致傷と道交法違反（救護措置義務違反、事故不申告）の疑いで逮捕されたのは、住所不定・自称建設業の男です。

　男は2024年12月31日午前4時50分ごろ、無免許の状態で軽乗用車を運転し、札幌市東区東苗穂8条3丁目付近の交差点で、男性が運転する車に衝突しケガをさせ、そのまま逃走した疑いが持たれています。

　男は車を乗り捨てて現場から逃走し、男性は頸椎を骨折する重傷を負いました。

　警察によりますと、事故の前に現場から約1キロ離れた札幌市東区東雁来付近で、男が運転する軽乗用車が前を走行していた男性の車に接触。

　男がそのまま逃走したため、男性が後を追いかけました。

　その後、住宅街に入り込んだ男の軽乗用車は交差点の雪山に突っ込み、脱出のためにバックしたところ、男性の車に衝突したということです。

　警察がドライブレコーダーの映像などから男を特定し、指名手配して行方を捜索していました。その後、大阪府警が男が大阪市内にいるのを発見し職務質問。事故発生から約9か月後の9月5日に逮捕されました。

　男は調べに対し「無免許だが事故の内容が違う」と容疑を否認しています。

　警察が詳しく経緯を調べています。