【日本ハム】ルーキー柴田、悔しさ残る2度目の先発…田宮が同点打も清宮の激走実らず、守備では山縣が魅せる 1-2惜敗 首位と2ゲーム差
カード連勝を狙う北海道日本ハムファイターズは、9月3日(水)、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズと対戦しました。
【画像】日本ハム 8/29 ホームランを放ちベンチに戻るレイエス選手ほか
先発は、7月26日以来2度目の先発マウンドとなったドラフト1位ルーキー・柴田獅子。立ち上がり、先頭の高部瑛斗にライト線への二塁打を許すと、西川史礁に先制タイムリーを浴び1点を先制されました。
それでも2回、3回は要所を締め無失点。3回までに51球を投げ、被安打5、1失点でマウンドを降りました。
柴田投手は「立ち上がりにバタついてしまったことが悔やまれます。高部さんは本当にすごい。どこに投げても打たれそうな印象でした。その後はなんとか粘って最小失点で切り抜けられたことはよかったと思います」とコメントしました。
打線は千葉ロッテ先発・種市篤暉の前に3回まで無安打。しかし4回表、二死から石井一成が四球で出塁すると、前日猛打賞の田宮裕涼がライト線へ同点タイムリーツーベース。一塁走者の石井が好走塁で一気にホームイン、1-1の同点に追いつきます。
直後の4回裏、2番手の金村尚真が登板。しかし、その初球、藤岡裕大に右中間スタンドへ痛恨の一発を浴び、再び1-2とリードを許しました。
1点を追う展開で迎えた7回表、二死から清宮幸太郎がライト前ヒットで出塁。続く山縣秀がレフト線へヒットを放ち、一塁走者の清宮が果敢にホームを狙います。しかし判定はアウト。リプレー検証の結果も判定は覆らず、同点のチャンスを逸しました。
ファイターズ3番手は田中正義。先頭・小川龍成のライナーをショート山縣がダイビングキャッチで魅せます。さらに8回にもショートライナーを好捕し、守備でスタンドを沸かせました。
しかし種市の前にわずか4安打に封じ込まれ、1-2で惜敗。連勝ならず、首位ソフトバンクとの差は2に広がりました。