【なぜ鎮火まで約17時間要したのか】“五稜郭”近くの繁華街雑居ビル火災―火元は古い2階建て雑居ビルに入る事務所とみられる…隣のビルに延焼〈警察と消防が実況見分で出火原因調べる〉北海道函館市
激しく立ち上る炎。
現場は観光名所、五稜郭のすぐ近くでした。
「火事から一夜明け、火はほぼ消し止められましたが、建物は崩落し、燃えた木材が歩道まで押し寄せています」(阿部空知記者)
出火から一夜明け、約17時間後の3日午前8時14分、火は消し止められました。
いったいなぜ消火活動は難航したのでしょうか。
「こちらの建物から出火し現在も消防による消火活動が続いています」(阿部記者)
一報は2日午後2時50分ごろ、「事務所から出火した」との通報でした。
「(トイレの)裏口付近でアスファルトの舗装工事をしていた、最後バーナーでみたいなものであぶるのでそれで引火したのでは」(焼けた建物の関係者)
当初は建物裏側の一階トイレ付近から火が見えたとの情報が寄せられていました。
現場周辺は建物が密集し、ちょうど火元の裏側には駐車場があり、直前には舗装工事が行われていたという情報もあります。
「困りますね、(年末の)最後の追い込みだからね、何とか店開けるつもりでいます」(近くの精肉店の店主)
























