【物価高騰】9月から食用油が大幅値上げ 北海道民のソウルフード“ザンギ”が看板メニューの人気店は悲鳴 月1000リットル以上使用で仕入れ値年間30万円UPも…食品値上げ1400品目以上で大打撃
「3度揚げしているので、油の使用量も普通の飲食店の3倍。月2~3万円、年間25~30万円仕入れ値が高くなると想定している」(布袋総括店長 相馬歩さん)
看板メニューのザンギは1日約1300個売れるといいます。
小麦粉や鶏肉など材料費の高騰が続き、7月から一部メニューで値上げしました。
今回の食用油の値上げはダブルパンチですが、企業努力で価格は維持したいと考えています。
「ザンギに使っている卵も鶏肉も値上げされてる。油に関しては交換頻度が減らせて油の状態を保てる機械などもあるので、そういった設備投資も考えていかないと」(相馬さん)
「食用油などが、メーカーから9月出荷分からの値上げが発表されている。1個あたり約20~30円の値上げ幅になりそう。賞味期限が長いので大量に仕入れて、大きいサイズの油は価格を据え置こうと思う」(マルコストアー 山川悟史社長)
調味料・菓子類にも値上げの波
この他に、マヨネーズやソースなどの調味料も値上げが相次ぎます。
「キユーピーのマヨネーズが1本約20円の値上げが発表されている。猛暑で鶏が卵を産まない影響で、品不足となって値上げに」(山川社長)