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"釣り竿を振り下ろした勢い"で男子大学生が海に転落…高さ3mの防波堤に上がることができず友人が投げたクーラーボックスを"浮き輪"代わりに救助待つ_現場は釣り禁止_ライフジャケットつけず〈北海道小樽市〉

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水難事故について調べている北海道警小樽署

水難事故について調べている北海道警小樽署

 8月12日未明、小樽市築港2番の南ふ頭付近の釣り禁止の場所で、夜釣りをしていた大学生の男性が防波堤から海に転落し、消防に救助されました。男性にけがはありませんでした。


 救助されたのは、小樽の実家に帰省中の大阪に住む22歳の男子大学生です。

 警察によりますと、男性は、12日午前0時ごろ、友人と2人で夜釣りをしていたところ、投げ釣りで、釣り竿を上から振り下ろした勢いで、そのまま海に転落したということです。

 男性は、ライフジャケットを着用しておらず、海面から約3メートルある防波堤に上ることができず、友人が投げ込んだクーラーボックスを浮き輪代わりにしながら、防波堤の下の方にしがみついて救助を待っていたということです。

 友人が「防波堤から落ちてしがみついている」と海上保安庁に通報し、連絡を受けた消防が現場に駆けつけ、男性を救助しました。男性にけがはありませんでした。

 警察によりますと、男性らが釣りをしていた防波堤は釣りが禁止されている場所で、転落事故の危険性も高いとして、注意を呼びかけています。


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