【速報】鈴木宗男氏「情勢は厳しい、もう選挙にはでません」早朝の"政界引退"表明から"大逆転"_自民比例代表12人目最終滑り込みで当選確実「奇跡の当選だ。目に見えない力によって生かされた」
参院選で自民党から比例代表で立候補した鈴木宗男氏(77)は7月21日朝の会見で、当選は厳しいとして政界から引退する意向を示していましたが、最終的に当選確実となり、正午過ぎから会見を開き、喜びを語りました。
「もう選挙にはでませんから。きょうの私の発言はひとつのけじめ。いわゆる終止符の発言。いまの状況から見ると厳しい」(鈴木宗男氏)
23年ぶりに自民党から立候補した宗男氏。与党への厳しい逆風を受け、21日午前4時からの会見では当選は厳しいとの認識を示し、国政選挙には出ない意向を示していました。
しかし正午過ぎ、自民党比例代表の12人目として最終当確者になったことが分かり、改めて会見を開き、経緯を説明しました。
宗男氏は会見で「奇跡の当選だ。鈴木宗男、お前にはまだ使命がある。まだしっかり働けと天から言われた感じがする」と述べたうえで、支持者らへの感謝の意を伝えました。
その上で宗男氏は「選挙結果は与党に厳しい結果となり、国民政党としての存在感が問われている。私自身しっかり立て直しに向け実行していきたい」と語りました。
その後、支持者らの前でバンザイをして、娘の貴子議員などからねぎらいの言葉を受けました。
貴子議員は「鈴木宗男は"もって"いる。数々の武勇伝を持つ父親の姿を党の部会で見るのが楽しみだ」と語りました。