【道民は暑さに弱い?】全国の熱中症統計データで紐解く北海道の注意気温!あすから厳しい暑さが続く【菅井さんの天気予報 16日(月)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう16日(月)の気温
最高気温は、平年に比べて3~6℃も高く、
道内で最も暑くなった足寄町や新得町は28.3℃でした。
札幌は24.3℃で、前日と同じぐらいでした。
釧路、苫小牧、稚内、留萌などは20℃を下回り、しのぎやすくなりました。
◆雨予報
今夜は雨雲が広がり、あす朝にかけて広く雨が降るでしょう。
降水量は、道南や太平洋側西部の多い所で30ミリです。
雨が降っても、気温は高めで、今夜はムシムシと感じられそうです。
◆あす17日(火)の天気
朝は雨の所がありますが、昼前から回復し、晴れてくるでしょう。
通勤、通学の時間に雨が降っていなければ、傘は必要なさそうです。
◆あす17日(火)の気温
朝から気温が高く、日中は、前日より2~4℃も高くなるでしょう。
最高気温は、札幌・北見で28℃、旭川、富良野、帯広で27℃です。
湿度も高く、蒸し暑く感じられそうです。
◆気温別の熱中症搬送者数
環境省のデータによると、
全国主要都市の熱中症搬送者数は30℃以上で増加していますが、
北海道は27℃以上で、増え始めています。
冷房普及率や住環境の影響もあると思いますが、
北海道民は、暑さに弱いのかもしれません。
今年は、暑くなるのが、例年に比べて早いため、
体調管理に一層の注意をしましょう。
◆札幌の10日間予報 17日(火)~26日(木)
18日(水)は、日差しが強く、気温が29℃まで上がるでしょう。
今週は、厳しい暑さが続きそうです。
週末は、天気が崩れますが、
雨が降っても涼しくならず、むしろ湿度が高く、建物内にも、
熱や湿気がこもりやすくなるでしょう。
◆全道の週間予報 17日(火)~23日(月)
あす午後から20日(金)にかけて、全道的に晴れるでしょう。
PM2.5が多いため、かすんだ青空になりそうです。
旭川、北見、帯広は気温が30℃以上の日もあり、
内陸部は、特に、暑さが厳しいでしょう。
21日(土)は夏至ですが、雲や雨雲に覆われそうです。
22日(日)も、広く雨が降るでしょう。