【激変…令和の運動会】札幌市内の小学校100校に緊急アンケート!もう「運動会」と呼ばない?”勝ち負け”決めないのが半数超え!コロナ禍以降”リレー中止”の学校が急増〈北海道〉
札幌市内の小学校は5月31日に運動会のピークを迎えます。
みんテレは市内100の学校にアンケートを実施。
令和の運動会ではあの「花形競技」がほぼ姿を消していることが分かりました。
「教えてもらったことを意識して1位を取りたいと思います」
「足速い人が2人いるんだけど、その人たちを追い抜かすように、きょう習うことを頑張りたいと思います」(いずれも小学生)
ライバルに勝ちたいという、子どもたちの「競争心」に火が付いていました。
「こちらがこの学校の運動会のプログラムです。種目を見てみるとリレーの文字はどこにもありません」(関根弘貴記者)
札幌市厚別区のこの学校で実施されたのは短距離走の他、ダンスなどの「表現」、綱引きなどの「団体競技」のみ。
リレーは行われませんでした。
「小学校生活1回はリレーをやりたかったなぁっていう感じです」(小学校6年生)
みんテレは札幌市内の小学校100校にアンケートを実施。
その結果、2025年にリレーを行うのは全体の約2割、19校だけでした。
そのうち13校が「全員参加」のリレー、クラスの代表による「選抜リレー」は6つの学校だけでした。
さらにこの6校のうち2校は練習時間が取れないなどの理由で、リレーを行うのは2025年が最後だとしています。
「運動会」という名称も「体育発表会」や「スポーツデー」などに変えた学校が22校。
勝ち負けを決めない学校は、52校に上りました。
背景にあるのは「学習指導要領」です。