【次期衆院選…北海道の“自公連立”象徴区はどこに?】「本当に道3区が協力区として適切か考え協議した結果、3区を白紙にして再調整する」中村裕之道連会長が明言
北海道札幌市のホテルで5月17日、自民党北海道3区支部の定期総会に先駆けて緊急の役員会が開かれました。
役員会には自民党本部から木原誠二選挙対策委員長や、自民党北海道連の中村裕之会長らも出席しました。
自民党は次期衆院選・北海道3区で公明党の候補擁立に協力する方針を示していましたが、前回落選した3区を地盤とする高木宏壽元衆院議員や地元支部の反発や抗議文を受け、対応を再調整していました。
20分ほどで会場を後にした木原誠二選挙対策委員長。その数分後、自民党北海道連の中村裕之会長が退出し、高木元衆院議員に「がんばりましょう」と声をかけ、握手をする姿も見られました。
中村会長は報道陣の取材に「北海道は重要政策が色々ある。食料安全保障、半導体産業の集積地、洋上風力、GX、北海道新幹線の早期延伸など重要な政策がある中、自公でそれらを強力に推進していく意味で本当に北海道3区が協力区として適切か考え協議した結果、3区を白紙にして再調整する。自公が協力する上でもっと適切な候補区があるのではないか」と話しました。
■高木元衆院議員は「やり方があまりにも乱暴だったので当然」
これを受け高木元衆院議員は「やり方があまりにも乱暴だったので当然。今のままの状況を放置されていては党勢拡大にも参議院選挙にも影響する。これでいったんすっきりした形で臨める」と話しました。
自公連立の象徴区はどこに決まるのでしょうか。