【アイヌ民族の遺骨3体が返還】イギリスの大学で100年以上保管_ドイツ・オーストラリアに続き“3例目”「尊厳ある慰霊をしたい思いでいっぱいだった」未返還の遺骨はさらに複数か〈北海道〉
イギリスのスコットランドの大学に保管されていたアイヌ民族の遺骨3体が返還されました。
返還されたのはスコットランドのエディンバラ大学に100年以上にわたって研究目的で保管されていたアイヌ民族の遺骨3体です。
海外からのアイヌ民族の遺骨の返還はドイツ、オーストラリアに続き3例目で、まだ返還されていない遺骨は複数あると見られています。
「我々の同胞で先祖を日本に持ってきて尊厳ある慰霊をしたいという思いでいっぱいだった」(北海道アイヌ協会 大川勝理事長)
遺骨3体は胆振の白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」に運ばれ、供養のため儀式が行われました。