北海道医療大学が札幌市内の中高一貫校と"高大連携協定" 高校生でも大学の授業が無料で履修できる構想発表―推薦人数の拡大や北広島市新キャンパスの利用も検討
北海道医療大学と、札幌市の中高一貫校・札幌光星中学校・高等学校は、医療や福祉を目指す中高生の人材を増やすことなどを目的に"高大連携協定"を結び、4月25日午後2時から締結式が行われました。
この協定では、札幌光星高等学校の生徒が無料で、北海道医療大学の保健医療福祉に関する科目や、DX関連、社会教養科目などを履修することが可能となり、高校だけではなく大学に入学した際の単位も認定される方針です。
また大学の全学部・学科の指定校推薦の推薦人数はこれまで10人程度でしたが30人ほどに増やしたいとしています。
今後、双方で協議を進め、2026年度からの実施を目指しています。
北海道医療大学は、2028年4月に北広島市で設置を予定している新キャンパスについて、札幌光星の生徒や教職員が教育や研究などで活用できるようにし、医療福祉を志す中高生の人材育成につなげることを検討しています。