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【終末医療を考える】脚本家・倉本聰さんが富良野市で講演会「ホスピスがもっとあるべき」地方都市で“緩和ケア”の必要性訴える…スタッフ確保も課題_『行政の協力』も要望〈北海道富良野市〉

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 ドラマ「北の国から」などを手がけた脚本家・倉本聰さんが4月7日、北海道富良野市で行われた講演会で、終末医療・緩和ケアの重要性を訴えました。

脚本家の倉本聰さん

脚本家の倉本聰さん

 北海道が舞台のドラマを数多く手がけた脚本家の倉本聰さん。


 富良野市が舞台のドラマ『風のガーデン』では、末期がんを患った医者を主人公に描くなど終末医療や緩和ケアと向き合ってきました。

富良野市で行われた講演会

富良野市で行われた講演会

 7日、富良野市で行われた講演会では、末期患者のケアを行うホスピスが都市部に集中し地方では緩和ケアを受けることができない現状など、終末医療や緩和ケアの課題を話し合いました。


 「施設(ホスピス)がもっとあるべきだと常々思ってるんです。医者は患者の苦しみから解放させる方が僕は気になるんです」(脚本家 倉本 聰さん)

UHB制作ドキュメンタリーの上映も

UHB制作ドキュメンタリーの上映も

 講演会では、在宅死を選んだ患者家族の希望を描いたUHB制作のドキュメンタリー「雨はすべてを洗い流す」の上映や質疑応答の時間も設けられました。


 90歳を迎え、倉本さんは実現には行政の協力も不可欠だと訴えました。

 「(医師は)ホスピスを作るにはものすごく(スタッフの)人数がいると言うんです。みんなの協力がないとできない」(倉本さん)


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